Record China 2013年6月14日(金) 10時44分
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12日、米国の情報機関がネット上の個人情報を極秘収集していた問題について、機密を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏は、米国が長期にわたって中国・香港をターゲットとした監視活動を行なっていたことを明かした。資料写真。
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2013年6月12日、米国の情報機関がネット上の個人情報を極秘収集していた問題について、機密を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏は、米国が長期にわたって中国・香港をターゲットとした監視活動を行なっていたことを明かした。中国新聞網が伝えた。
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スノーデン氏は香港紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストを通じて、米国の情報期間は09年から中国と香港のコンピューターシステムを検閲していると語った。
米国国家安全保障局(NSA)は世界中で6万1000件以上のハッキングを行っており、そのうち数百回以上が中国・香港の政治、ビジネス、学術界を目標として行われたという。スノーデン氏は、香港中文大学もターゲットの一つだったと述べた。
米国情報機関は「プリズム」と名付けられた検閲システムによって、メール、チャット、動画、写真、ファイル転送、ビデオ会議、登録情報など、広範囲にわたる情報を収集していた。ハッカーのような方法をとらなくても、システムの基幹部から1000にも上るコンピューターシステムに侵入することができる。
プリズム計画を暴露した理由について、スノーデン氏は、「米国政府の虚偽」を暴きたかったからだと説明した。ハワイでの勤務時に大量の機密情報に触れていたスノーデン氏は、今年5月に香港で身を隠している。
現在、米国側は暴露情報についてコメントを拒否しているが、NSAのアレキサンダー長官は12日、議会の公聴会で、「数十件のテロ活動阻止に役立った」と主張した。
スノーデン氏は今も香港に滞在しており、米国への引渡しに抵抗すると述べている。米国政府は現在のところ身柄引渡しの要求を決定していない。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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