訪韓したシンガポール首相、SNSでソウルの街並みを称賛「いい見本」

Record China    2019年11月28日(木) 20時10分

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27日、韓国・ソウル新聞によると、韓国と東南アジア諸国連合の特別首脳会議のために訪韓したシンガポールの首相が自身のSNSにソウル訪問記を投稿した。写真は梨花女子大学。

2019年11月27日、韓国・ソウル新聞によると、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議のために訪韓したシンガポールのリー・シェンロン首相が自身のSNSにソウル訪問記を投稿した。

記事によると、23日に青瓦台(韓国大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行ったリー首相は、その席で梨花女子大学を訪問したことに触れ、「坂が多い地形が建物と調和していて素敵だ」と称賛していた。リー首相は、特別首脳会議の会場がある釜山に行く前に、ホー・チン夫人とソウルを観光したという。

その後、リー首相は梨花大学で撮影した写真をはじめ、線路跡地に造られた公園「京義線 森の道」やソウル駅前の高架道路を改修した公園「ソウル路7017」、弘大(ホンデ)などで撮影した写真を自身のSNSで公開。ソウルの街並みについて「個人のエネルギーと独特な魅力にあふれている」とし、「『森の道』と『ソウル路』は市民のための美しい都市空間を造るためのいい見本だ」と評価した。弘大については「夜になると路上ライブやダンスパフォーマンスが行われ、地元の人と観光客であふれる繁華街」と書き込んだという。

リー首相は15年に夫人と共に個人的に韓国を訪れたことがある。当時、ソウルや雪岳山、慶州など主要な観光地をめぐる2人の姿がSNSを通して広がり、シンガポール人から韓国の観光に関する問い合わせが殺到したという。

また、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領も自身のSNSに釜山の甘川文化村を訪れた際の写真を投稿した。ジョコ大統領は「甘川村は釜山のスラム街だった。しかし『釜山のマチュピチュ』と称されるほどきれいに整備され、観光地に生まれ変わった。甘川村の景色は、インドネシアのジョグジャカルタやクラテンを思い出させる」とつづったという。

これに韓国のネットユーザーからは「ようこそ韓国へ!」「思う存分韓国を楽しんで」「大韓民国の国民として喜ばしい」「いい思い出になったようでうれしい。ありがとう」「各国の首相が韓国を楽しんでいる姿が素敵」など温かいコメントが寄せられている。

一方で、「韓国の政治家も彼らのようにロマンチックだったらいいな」「一国の代表が周りを気にせずに観光できるなんてうらやましい」「文大統領にも肩の荷を下ろしてこのように平和な日常を送ってほしい」などの声も上がっている。(翻訳・編集/長居)

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