密漁で拘束の中国漁民12人、フィリピン政府が国外退去検討―フィリピン紙

Record China    2013年6月14日(金) 23時14分

拡大

14日、フィリピン政府は現在、密漁の疑いで拘束中の中国漁民12人の国外退去処分を検討している。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年6月14日、比フィリピン・デイリー・インクワイア紙によると、フィリピン政府は現在、密漁の疑いで拘束中の中国漁民12人の国外退去処分を検討している。環球時報(電子版)が伝えた。

その他の写真

フィリピン移民局はこのほど、同国パラワン省の検察庁あてに送った文書で、同省内の刑務所に収監されている中国漁民12人を移民局に引き渡し、法に基づき国外退去処分にする手続きを開始すると表明した。

これに対し、中国漁民の起訴にかかわった弁護士は「移民局への引き渡しには疑問が残る」と指摘。同省の非政府組織(NGO)に属する弁護士は「今回の案件はすでに司法判断を待つ段階にある。フィリピン政府は中国の歓心を買うため、漁民を国外退去処分にしたいのだろう」と述べた。一方、同省検察官の1人は「(引き渡しの)知らせは受けているが、司法当局の判断はまだ受けていない」としている。フィリピン軍によると13日現在、フィリピン領海内で中国漁船18隻が違法操業しているという。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携