2013年6月14日、新華社は間もなくブラジルで開幕するサッカー・コンフェデレーションズカップの展望を掲載した。ナイジェリアと日本をダークホースの筆頭に挙げている。

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大陸王者が世界一の座を争うコンフェデレーションズカップ。現行のレギュレーションが導入された1997年大会から2009年大会まで6大会のうち、5大会でダークホースが決勝に進出している。その一つは日本。2001年大会では準優勝している。

今回のダークホース候補はナイジェリアと日本。特に世界最速でW杯出場を決めたばかりの日本代表には「天の時」「人の和」がそろっている。よく知られているとおり、日本サッカーは長年、ブラジルに学んできた。日系移民も多く、ブラジルは故郷から遠く離れたホームとも言える。

また、日本代表の選手も充実している。マンチェスター・ユナイテッドの香川真司を筆頭に欧州でプレーする選手は14人を数える。日本のザッケローニ監督がブラジル相手にも「美しい試合、美しいサッカーをやりたい」と意気込むのも納得だ。

もっとも日本代表にとって厳しい相手がそろっていることもまた事実。ブラジル、イタリア、メキシコとのグループリーグを勝ち抜くのも至難の業だが、もし2位で決勝トーナメントに進出しても相手は最強のスペイン代表となることが濃厚。テクニック重視の日本代表にとって、圧倒的なテクニックを誇るスペイン代表は鬼門となりそうだ。（翻訳・編集/KT）