Record China 2019年7月31日(水) 14時10分
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31日、韓国の文在寅大統領が、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている「李舜臣将軍」に再び言及し、その「意図」に注目が集まっている。写真は文大統領。
2019年7月31日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている「李舜臣(イ・スンシン)将軍」に再び言及し、その「意図」に注目が集まっている。
韓国・YTNによると、文大統領は30日午後、大統領休養地の慶尚南道巨済市楮島(チョド)で行われたイベント「楮島開放」で、「楮島は非常に歴史的意味の大きい場所」とし、「文禄・慶長の役で李舜臣将軍が初勝利を収めた玉浦海戦の起きた楮島の海を国民と一緒に見るという公約を守ることができてうれしい」と述べた。
文大統領は日本が対韓国輸出規制を強化した後、数回にわたって李舜臣将軍に言及しているという。今月12日に全羅南道を訪問した際には「全南は12隻の船で国を守った李舜臣将軍の護国精神が立ち上がった場所」と述べた。
また、文大統領は24日に釜山で開かれた規制革新関連の道知事懇談会に参加した後には、日本の措置に対し「堂々と対応する」と強調していたという。
文大統領の発言に、韓国のネットユーザーからは「何度も李舜臣将軍に言及するのは、反日感情をあおって韓国内を分裂させ、選挙を有利に運ぼうという作戦だ。日本の措置で苦しんでいる企業だけがかわいそうな目に…」「韓国の敵は日本じゃなくて北朝鮮だよ?」「反日感情を利用して支持を集めようとせず、冷静に国を守る方法を考えてほしい」など否定的な声が上がっている。
また「休暇を取りやめたと聞いたけど、そんなところにいたら意味ないのでは?」「北朝鮮がミサイルを発射したというのにのんきだね」と指摘する声も。
一方で「韓国の大統領史上で最も正義感があり民主的な文大統領には、李舜臣将軍に言及する資格がある。これからも支持する」「日本旅行をキャンセルして楮島に行こうという素晴らしいメッセージだ」などと擁護する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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