上海は人工知能の「グローバル競技場」に―中国メディア

環球網    2019年8月1日(木) 15時0分

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上海市経済・情報化委員会が30日に発表した情報によると、上海の人工知能産業の成長は盛んな情勢を呈している。写真は上海。

上海市経済・情報化委員会が30日に発表した情報によると、上海の人工知能(AI)産業の成長は盛んな情勢を呈している。2020年までに、上海は60のAI応用シーン、6つの革新的な応用モデル区を建設し、国家レベルのAI発展拠点を創設する予定だという。

上海市はAIを優先的に発展させる戦略をとっており、現段階で同市は中国AI発展の先進的地域の1つに数えられている。

マイクロソフトやアマゾンなどの国際的ハイテク企業は上海のAI産業の成長に国際的なビジョンと開放、交流のチャンスを与えた。中国国内の百度、阿里巴巴、騰訊などの大手企業は自身が蓄積した技術を利用してAIの発展を支える。また、より多くのスタートアップ企業はAI産業の発展に活力を注いでいる。政府のサポートの下、これら企業は上海の堅実な産業チェーンと起業ムードをよりどころとして、急速な成長を達成し、それぞれの分野で脚光を浴びている。

また、上海のAIイノベーション・プラットフォームの建設も安定的に進んでいる。そこには、マイクロソフトのイノベーション・プラットフォーム、上海脳科学・類脳研究センター、上海交通大学、復旦大学などの基礎研究開発プラットフォームと研究機関があり、アマゾンや阿里巴巴、百度のAIイノベーションセンター、国の集積回路やスマートセンサーのイノベーションセンターなども開設されている。

関連の報告によると、上海には全国の3分の1のAI人材が集まっており、上海はコンピュータービジョン、音声識別、脳工学などの分野で特に影響力を持っているという。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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