台湾への個人旅行を認める対象都市、13カ所増えて計26都市に―中国

Record China    2013年6月17日(月) 16時51分

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16日、台湾への個人旅行を認める中国の対象都市が13カ所増えて計26都市になった。写真は台湾の阿里山。

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2013年6月16日、台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)は、台湾の海峡両岸観光協会(台旅会)と中国の海峡両岸交流協会(海旅会)が中国人観光客の台湾への個人旅行を認める対象都市を現在の13都市から26都市へと段階的に増加させることで一致したと発表した。BBC中国語サイトが伝えた。

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海基会の発表によると、新たに台湾への個人旅行の対象都市となるのは、6月28日からが瀋陽鄭州武漢蘇州、寧波、青島の6都市、8月28日からが石家庄、長春、合肥長沙、南寧、昆明、泉州の7都市の計13都市で、これまでの13都市と合わせて26都市となる。

中国本土から台湾への観光は08年に解禁されてからすでに5年を経過しており、団体旅行は中国31の省・自治区・市に開放されているものの、個人旅行が認められているのは北京、上海など13都市に限られていた。

また、この13都市のうち、第1グループ(北京、上海、アモイの3都市)については、これまでは台湾観光の上限人数が1日500人まで、第2グループ(天津重慶、南京、広州杭州成都、済南、西安、福州、深センの10都市)については1日1000人までだったが、今年4月からは上限人数が1日2000人まで拡大されている。

中国本土から台湾への観光客数は団体・個人を含めて08年には延べ5万5000人に過ぎなかったが、12年には延べ197万人へと急増し、累計では延べ580万人に達している。

個人旅行の対象都市拡大によって、中台の観光業界のさらなる発展が見込まれる。(翻訳・編集/HA)

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