Record China 2019年8月2日(金) 14時30分
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31日、米華字メディア多維新聞は、近ごろの中国外交部の定例記者会見で新たな3つの変化があったと報じた。
2019年7月31日、米華字メディア多維新聞は、近ごろの中国外交部の定例記者会見で新たな3つの変化があったと報じた。
まずは、先日同部報道官に復帰した華春瑩(ホア・チュンイン)氏の身分の変化に言及。華氏が外交部新聞司長に就任し、中華人民共和国誕生後2人目の女性同司長になったと紹介した。
次に、戻ってきた華氏の発言にも変化があるとしている。これまでメディアは華氏の発言ぶりについて「親しげでユーモアがある、例えて言うなら『綿の中に針を隠す』ような風格だった」と評してきたが、この1週間の華氏は「強硬的ではない強さが増し、含みを持たせた発言が減り、より直接的なコメントが増えた」と伝えている。
さらに、以前に比べて質問に対する華氏の回答が長くなったとも指摘。これまでは「回答が短いほど大ごと」と考えるのが一般的だったが、エリート幹部を育てる中国共産党中央党校の研修から帰ってきた華氏は先日発表した文章の中で「新時代における外交官の大きな任務は、中国の立場と態度を明晰かつ揺るぎなく表現すること、意思疎通や説明に長けること、スムーズかつ誤りのない情報伝達の確保にある」との見解を示しており、このポリシーに基づき記者の質問に対して従来よりさらに丁寧に回答するようになったとした。
また、華氏が新聞司長に就任して以降は「状況を把握していない」「聞いていない」といった表現が明らかに減り、政府としての情報を正確に伝えることで外部からの憶測を生みにくくすることに努めているとも評している。(翻訳・編集/川尻)
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