うるさい、並ばない…世界で悪名高い中国人観光客―香港紙

Record China    2013年6月18日(火) 11時40分

拡大

16日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国人観光客が世界で悪評を受ける」と題した記事を掲載した。写真は中国人観光客がエジプトのルクソール神殿の壁にした落書き。

(1 / 8 枚)

2013年6月16日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国人観光客が世界で悪評受ける」と題した記事を掲載した。17日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

中国本土の多くの若者が作家・魯迅の子供の頃のエピソードを知っている。それは、「2度と遅刻しないように、学校の自分の机に『早』の字を彫った」というものだ。この話は「時間を守る大切さ」は教えているが、公共の財産である机に字を刻んだことについては何も教えていない。

多くの中国人観光客は観光地の壁や木、石の上に「到此一遊(ここに至りて遊ぶ)」の文字を刻むが、それが間違った行為だとは少しも思っていない。中国の大人の行為はきちんとしつけられていない子供と同じように悪質だ。

北京の女性ガイド・石(シー)さんは「海外旅行をする中国人観光客が増えるにつれて、彼らの悪習慣も一緒に海外へ出ていく」と話す。彼女によると、中国人観光客の特徴は「うるさい」「並ばない」だという。レストランで係員の案内を待たず、勝手にドカドカと空いたテーブルに押し寄せるのは中国人だ。ビュッフェスタイル(バイキング形式)のホテルの朝食で、1日分の食事かと思えるほど大量の料理を皿に盛っているのも中国人観光客だ。

さらに中国人観光客は待つことが出来ない。飛行機が完全に止まる前に席を立ち、荷物を収納スペースから取り出し始める。食べ物や座席を争って奪うのが中国人の普遍的習慣であるため、中国人専用エリアをレストランに設けたホテルや、中国人を他の乗客と分けて座らせる航空会社もあるほど。

現地のルールを守れないのも中国人観光客だ。ルールを知らない、あるいは知っていても平然と無視する。何かをしてもらっても「ありがとう」と言わず、当然のことだと受け止める。前述のガイド・石さんは今年10月に施行される中国初の「旅行法」に、これらの行為を禁止する条項が加えられることを願っている。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携