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1日、中国当局が一般市民の台湾への観光旅行を停止したことで、香港の俳優チャップマン・トーがSNSを通じて外国人に向けて、「台湾へ行こう!」と呼び掛けている。
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2019年8月1日、中国当局が一般市民の台湾への観光旅行を停止したことで、香港の俳優チャップマン・トー(杜[シ文]澤)がSNSを通じて外国人に向けて、「台湾へ行こう!」と呼び掛けている。
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中国の文化観光部は7月31日、これまで本土の47都市の市民に対して行っていた台湾への個人旅行の許可証発行を停止すると発表。停止の理由については、「現在の中台関係を考慮したもの」としている。
この措置について一部の台湾メディアでは、大きく2つの理由があると指摘。香港での「逃亡犯条例」改正への反発に見られる“一国両制”のほころびを大きく報じる台湾で、訪れた中国の一般市民がこういった報道を目にするのを防ぐため。さらにもう1つは来年の台湾総統選に向け、蔡英文(ツァイ・インウェン)政権に対する圧力だとしている。
観光業への大きな打撃となるこの措置だが、香港の俳優チャップマン・トーがフェイスブックを通じ、外国人に向けて台湾への旅行をアピール。「今が台湾へ行く時だ!みんなで支持しよう!」「ルーロー飯を支持しよう!」「牛肉麺を支持しよう!」などと、台湾の名物グルメを並べて応援を呼び掛け、大きな反響を呼んでいる。
映画「インファナル・アフェア」などで知られる人気俳優のチャップマン・トーは2014年、香港の民主派の占拠デモ、さらに台湾の学生による立法院(国会)占拠騒動への支持を表明したことで、中国で封殺対象になっている。現在もこの措置は続いている。(Mathilda)
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