Record China 2013年6月18日(火) 18時10分
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18日、かつて「EUにならった中台統一」を訴えた台湾野党・民進党元主席の許信良氏が、再び“ひとつの中国”を主張して注目を集めている。写真は台北市・国父紀念館の孫文像。
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2013年6月18日、かつて「EU(欧州連合)にならった中台統一」を訴えた台湾野党・民進党元主席の許信良(シュー・シンリアン)氏が、再び“ひとつの中国”を主張して注目を集めている。環球時報の報道。
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許氏は1992〜1993年と1996〜1998年に民進党主席を務めるが、2000年の台湾総統選で党候補に漏れたため、1999年に同党を離党した。その後、民進党から出馬して総統となった台湾独立派の陳水扁(チェン・シュイビエン)氏の政治姿勢を批判する立場となっていた。主に国民党と親民党のメンバーで構成される “ブルー陣営(泛藍連盟)”寄りで、中国共産党幹部ともつながりが深く、「西進大陸、一統中国(中国大陸に入り、中国をひとつに)」と唱えたこともある。
その許氏がこのほど掲げたスローガンは「大胆一中(大胆に、“ひとつの中国”を目指す)」。“ひとつの中国”という枠組みに入る以上、それは台湾にとっても有益なものでなければならず、EUの欧州議会を模して「中国議会」を立ち上げよと主張している。
「台湾は小さく、弱い存在。もしも中台統一が避けられない事態なら、台湾は積極的かつ能動的に、より有利な条件で“ひとつの中国”を形成していくべき」としながら、「もし現状のように中台が互いの主張を堅持するなら、(中台統一を訴える)中国にとっても受け入れがたい事態が続き、国際社会からも認められない」との見解を示している。(翻訳・編集/愛玉)
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