Record China 2013年6月20日(木) 18時10分
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19日、アンディ・ラウとリン・チーリン主演の中国のサスペンスアクション映画「天機・富春山居図」が、“史上最悪の駄作”との汚名を着せられている。
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2013年6月19日、アンディ・ラウ(劉徳華)とリン・チーリン(林志玲)主演の中国のサスペンスアクション映画「天機・富春山居図」が、“史上最悪の駄作”として汚名を着せられている。19日に開催予定だった台北プレミアが、前日になって取り消しを発表する騒ぎにまでなっているという。NOWnewsが伝えた。
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中国で今月9日から公開され、興行収入はすでに2億4000万元(約38億円)を突破、商業的には好調を見せている「天機・富春山居図」。しかし、映画を観た人からは“史上最悪の駄作”と批判の声が高まっている。19日に予定されていた台北でのプレミア上映は、ヒロインを演じたリン・チーリンが単独で出席する予定だったが、台湾の配給会社・海楽影業が前日になって上映会の取り消しを発表。あまりの悪評ぶりに、予想されるきわどい質問からチーリンを守るための措置とされている。
主演のアンディ・ラウもこのほど、開催中の第16回上海国際映画祭で悪評について質問され、「出演作を選びきれないのが僕の欠点」と思わず嘆くほど。映画を観た人の間からは、アクション・サスペンス・ミステリー・ミラクルと様々な要素を盛りすぎた結果、「何がやりたいのか分からなくなっている」との声が聞かれる。アンディやチーリンが画面に現れたり消えたりと目まぐるしいうえ、ストーリーに起承転結がなく、「正常な思考を破壊される」とまでの酷評を浴びる始末だ。
モデルから女優転身後、演技のできない“花瓶(お飾り女優)”としてバッシングを浴びてきたチーリン。今回の映画では、「花瓶にも及ばない“花盆(植木鉢)”だ」と、ネットユーザーの間で“降格”させられてしまっている。とは言え、ネット上での批判の多くは、映画会社や監督、プロデューサーといった製作側に向けられている。(翻訳・編集/Mathilda)
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