上海出港の大型クルーズ船、人気の寄港先は韓国、日本は依然低迷―中国

Record China    2013年6月20日(木) 19時50分

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19日、今年下半期に上海から出港する大型クルーズ船の寄港先は韓国が主で、日本はほぼゼロに近い状態だという。写真はマリナー・オブ・ザ・シーズ号。

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2013年6月19日、東方早報によると、今年下半期に上海から出港する大型クルーズ船の寄港先は韓国が主で、日本はほぼゼロに近い状態だという。

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米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航するクルーズ客船、マリナー・オブ・ザ・シーズ号が18日、上海宝山国際クルーズターミナルに入港した。今後半年間、同号は上海を母港として航行する。マリナー・オブ・ザ・シーズ号を含む上海を母港とするすべてのクルーズ客船の今年下半期の主な寄港先は韓国になる見込み。

マリナー・オブ・ザ・シーズ号は13万8000トン、総デッキ数15、定員3807人で、アジアのクルーズ史上、最大最新最高の豪華客船。中国人乗客のニーズに合わせるため、同号は上海入港前に2000万ドル(約19億円)を投じ、船内2カ所にあったカフェを閉じて免税店に改装。船内表示も中国語に変更した。

マリナー・オブ・ザ・シーズ号は今年10月末までに19回のクルーズを実施するが、9月7日出港のクルーズだけが福岡に寄港。その他のクルーズの寄港先はすべて韓国の港になっている。中国市場の拡大を目指す各国の大手船会社は、単一的になりがちなクルーズの日程を見直し、寄港先での宿泊回数の増加や多彩なイベントなどを盛り込んだ旅行内容を積極的に取り入れている。こうした対応は国際的なクルーズ客船として非常に珍しいことだという。(翻訳・編集/本郷)

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