<サッカー>タイに惨敗の中国代表、カマーチョ監督の解任を決定―中国

Record China    2013年6月22日(土) 15時30分

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22日、サッカー中国代表チームが今月15日に安徽省合肥市で行われたタイとの親善試合で1−5と大敗したことを受け、中国サッカー協会は代表チームのホセ・カマーチョ監督の解任を決定した。写真はカマーチョ監督。

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2013年6月22日、中国紙・新京報によると、サッカー中国代表チームが今月15日に安徽省合肥市で行われたタイとの親善試合で1−5と大敗したことを受け、中国サッカー協会は代表チームのホセ・カマーチョ監督の解任を決定した。カマーチョ監督もこれを受け入れる意向で、両者の間に残された問題は契約期間中の解約に伴って発生する違約金の金額だけだという。

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タイとの親善試合に惨敗した後、中国サッカー協会は緊急幹部会議を複数回招集するなど対策に追われた。同協会は「代表チームはカマーチョ監督が就任してから進歩がなく、監督自身がチームに対してコントロールできていないのが現実である」との認識に至り、監督やコーチ陣の解任を決定し、カマーチョ監督らもこれに同意した。

同協会とカマーチョ監督らとの契約では、契約期間は14年8月末までとなっており、契約期間途中での解約は、解約日から期間満了までの給与全額を違約金として支払わなければならない。契約には成績に関しての縛りの条項がないため、現段階で解任することになれば、違約金が約501万ユーロ(約6億4000万円)、さらに税金225万ユーロ(約2億8800万円)が必要となる。

しかし、同協会は契約に定めのある「チームに明らかな変化をもたらすこと」との条項を盾に、違約金全額を支払うのではなく、300万ユーロ(約3億8400万円)程度に収めたい意向で、今後カマーチョ監督らと話し合いを進めていく方針だ。

一方、7月20日から韓国で開催される「東アジアカップ2013(決勝ラウンド)」まで1カ月を切ったこのタイミングで監督解任が行われれば、中国代表チームにとっては極めて深刻な問題となる。

監督解任問題の影響で、中国サッカー協会は東アジアカップ大会協会への最終報告をまだ終えておらず、新監督を決定した後に報告する予定だという。しかし、海外からの新監督招請の可能性は低く、中国国内からの人選になるとみられている。(翻訳・編集/HA)

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