韓国が「国軍の日」式典で“克日メッセージ”、ネットからは疑問の声も

Record China    2019年10月1日(火) 17時40分

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1日、韓国・聯合ニュースは、韓国で同日行われた「国軍の日」記念式典について、「強軍・和合・克日の3つのメッセージが込められていた」と報じた。写真は南北境界付近。

2019年10月1日、韓国・聯合ニュースは、韓国で同日行われた「国軍の日」記念式典について、「強軍・和合・克日の3つのメッセージが込められていた」と報じた。

記事によると、記念式典に出席した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、韓国が初めて独自開発した機動ヘリ「スリオン」に乗って登場した。現役の大統領がスリオンに搭乗したのは今回が初めてのこと。記念式典には初公開となるF-35Aはじめ空中管制機E-737やパトリオット(PAC3)など17種約30機が参加した。スクリーンで上映された記念映像には、各軍の訓練の様子や最先端兵器の打ち上げシーン、独立運動家の金九(キム・グ)の「光復(日本からの解放)1周年演説」、南北の軍人らが軍事境界線で握手する姿などが収められていたという。

また、記事は「いわゆる克日メッセージも至るところに散りばめられていた」と伝えている。国防部の伝統儀仗隊は武芸を披露する際に李舜臣(イ・スンシン、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている)将軍をテーマにした映画の主題歌を使用した。金九の映像についても「克日メッセージと無関係ではない」とみられている。さらに、現役の陸軍将校と共に式典の司会を務めたアナウンサーは独立運動家の孫だったという。

これについて韓国のネットユーザーからは「これこそが真の自主国防の守護意志だ」「ぶれない文大統領のおかげでどんどん国が強くなっているように感じる」「文大統領には軍の最高統帥権者としての十分な資格がある」「大韓国民であることが誇らしい」など称賛の声が相次いでいる。

一方で「北朝鮮ではなく日本が敵だというのか?3・1(独立運動記念日)式典かと思った」「あきれた。軍をどこへ引き連れて行くつもり?」「克日メッセージって…。韓国軍は日本と戦う軍隊じゃない。軍を反日感情に利用しないで」など疑問の声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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