北京、一般向けの天然ガス自動車の普及目指す―中国

Record China    2013年6月24日(月) 17時30分

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20日、北京市のガス供給事業を管轄する北京市燃気集団の関係者は、石油化学生産販売大手・中国石油化工(シノペック)との提携意向書に調印したことを明らかにした。資料写真。

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2013年6月20日、北京市のガス供給事業を管轄する北京市燃気集団の関係者は、石油化学生産販売大手・中国石油化工(シノペック)との提携意向書に調印したことを明らかにした。中国石油化工のガソリンスタンドのうち、条件を満たすスタンドに自動車用の天然ガス補給設備も設置するという。さらに、来年より同市は一般向けの天然ガス自動車の普及に力を入れる。21日付で京華時報が伝えた。

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同社は同日、「今年の年末までに、天然ガスタクシーを3000台増車する計画。そして、市全体で各種天然自動車を1万台普及させる業務を完遂させるほか、同市の天然ガスを利用したタクシーや公共バス、自動車学校の車などの増加に合わせ、天然ガス補給スタンドを70−100カ所建設し、システム化された天然ガスネットワークを段階的に構築する」と計画を明かした。

同社の関連の責任者によると、現在、傘下の会社が中国石油化工との提携意向書に調印し、今後は中国石油化工のガソリンスタンドのうち、天然ガスのパイプラインが通っているすべてのスタンドに天然ガス補給設備を設置する。そうなると、ドライバーはガソリン補給と同時に、天然ガスの補給もでき、利便性が向上する。実現すれば、天然ガス自動車普及に拍車をかけることができる。

一方、同責任者によると、北京市は来年より一般市民向けの天然ガス自動車や天然ガス貨物自動車などの普及にも力を入れるほか、一部の大型自動車学校の車もすべて天然ガス自動車に変える計画という。そして、2017年まで毎年3万台以上の規模で天然ガス自動車を普及させたい考えだ。ちなみに、天然ガス自動車はガスとガソリンの切り替えを随時行うことができるため、ガス補給スタンドがない場所に行ったとしても心配はいらない。

同責任者は、「事故が発生した場合、ガスは漏れると空気中に散らばるため、ガソリン車よりも天然ガス自動車のほうが安全」と指摘している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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