映画の興行収入、半年間で1600億円突破=低予算・新人監督で異例ヒット―中国

Record China    2013年6月25日(火) 15時20分

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22日、中国国内で上映された映画の興行収入が、半年間で100億元を達成。うち、中国映画のシェアは62%を占めている。写真は中国映画「Lost in Thailand」。

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2013年6月22日、中国国内で上映された映画の興行収入が、半年間で100億元(約1600億円)を達成。うち、中国映画のシェアは62%を占めている。捜狐網が伝えた。

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今月19日、中国国内で今年上映された映画の興業収入が、100億元を突破。さらに中国映画の占めるシェアが、過去最高の62%となった。昨年度、100億元を突破したのは8月下旬のこと。今年は2カ月以上も早く達成したことになる。また、この間に映画館に足を運んだ人数は2億8300万人となっている。

中国ではこれまで、ハリウッド映画がシェアを独占してきたが、今年に入ってから中国映画のヒット作が続出。数字にもっとも貢献したのが、俳優でもあるシュー・ジェン(徐[山争])監督が初メガホンを執ったヒューマンコメディ映画「Lost in Thailand」。興行成績は12億4600万元(約199億円)と、中国語映画史上最高の数字を獲得。同7億5000万元(約120億円)の米映画「アイアンマン3」を完全に抑えた形になる。

このほか、チャウ・シンチー(周星馳)監督の中国・香港合作映画「西游・降魔篇」は12億4500万元(約199億円)と、歴代中国語映画で第2位に。新人監督を起用した「北京遇上西雅圖」、映画「レッドクリフ」などで知られる女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)が初メガホンを執った「致我們終将逝去的青春」は、いずれも5億元(約80億円)を突破。ヒットメーカーのフォン・シャオガン(馮小剛)監督による「Back to 1942」は思わぬ不振にあえいだが、低予算・新人監督の作品が予想外のヒットを叩き出したことが、今年上半期の大きな特徴となっている。(翻訳・編集/Mathilda

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