中国共産党が対外攻勢、海外チベット人の懐柔目指し故郷への帰還を呼びかけ―米華字メディア

Record China    2013年6月24日(月) 9時58分

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23日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「中国共産党が対外攻勢を発動、海外チベット人の懐柔目指し故郷への帰還を呼びかけ」を掲載した。写真は2012年9月、ラサで行われた観光客向けのショー「チベットの印象:幸福の道」。

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2013年6月23日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「中国共産党が対外攻勢を発動、海外チベット人の懐柔目指し故郷への帰還を呼びかけ」を掲載した。

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21日、中国共産党チベット自治区委員会の白瑪赤林(バイマー・チーリン)副書記は米ニューヨーク市に到着した。翌22日にニューヨークのチベット人社会のリーダーとの座談会に出席した。

白瑪赤林副書記はチベットの経済、教育、医療、社会保険、そしてチベット人の生活はこの数十年で大きな変化を遂げたと述べ、「私と多くのチベット人同胞は発展を目の当たりにした目撃者であり、最大の受益者」と話している。

世界各地に住む20万人以上のチベット人に向け、白瑪赤林副書記は帰国するよう呼びかけた。海外在住のチベット人の中でも一部の高齢者はすでに続々と帰国を始めているという。

白瑪赤林副書記率いる全国人民代表大会チベット代表団はニューヨーク市を訪問する前にカナダ・トロントなどチベット人が多い都市を訪問している。あるアナリストは、こうした動きは中国共産党の対チベット政策の転換、柔軟化のシグナルだと指摘している。海外在住のチベット人の独立勢力を弱めること、各国に中国共産党のチベットに対する態度を示すことなどが目的とみられる。(翻訳・編集/KT)

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