中国高速鉄道、新技術の導入でさらに進化―中国メディア

Record China    2019年8月14日(水) 8時20分

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12日、人民日報海外版は、急速な発展を遂げた中国高速鉄道が、新技術の導入によりさらに進化を続けているとする記事を掲載した。写真は中国高速鉄道。

2019年8月12日、人民日報海外版は、急速な発展を遂げた中国高速鉄道が、新技術の導入によりさらに進化を続けているとする記事を掲載した。

記事は「近年、中国高速鉄道は新たな科学技術のマイルストーンを立て続けている」としたうえで、現在さらに世界各地で異なる軌間にも対応できる最高時速400キロのフリーゲージ高速鉄道列車、時速600キロの高速リニアモーターカーの開発が進み、時速250キロ以上の高速貨物列車が年内に運用を開始する予定だと紹介した。

また、高速鉄道は各種技術の集大成であるとし、設備や建設過程、営業、サービスといった高速鉄道のさまざまなセクションに人工知能が広く応用されるようになったと説明。今年9月には中国初の「スマート高速鉄道」と呼ばれる京張高速鉄道の試験が始まるとしたほか、安全保障や定時運行確保に向けてネットワーク技術も大いに用いられていると伝えた。

さらに、クリーンエネルギー技術と高速鉄道との融合も進んでおり、ハイブリッド動力列車、燃料電池列車の研究開発も進行中だとしている。

記事はこのほか、中国高速鉄道は世界への進出も継続し、ユーラシア鉄道ネットワークの接続を実現し、人類の運命共同体構築をさらに推進すると紹介。高い適応性、低いコスト、大規模な輸送量を持ち、国際規格に適合する中国高速鉄道の技術はアフリカ、南米大陸などの発展途上地域にもぴったりだと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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