2013年6月26日、台湾の人気アイドル、レイニー・ヤン（楊丞琳）が出演する新CMが、「SMAPの携帯電話のCMにそっくり」と物議をかもしている。台湾・東森テレビのサイトからわかった。中国新聞社が伝えた。

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レイニーは2011年に出演したスーパーマーケットのCMでも、「中村獅童が出た飲料品のCMにそっくり」だと非難されたことがある。このほど新たに出演したバイクのCMでも、同様の問題が指摘されている。その内容は、彼女と黒いタキシード姿の男性が音楽に合わせて踊りながら階段を下りると、そこにチアリーダーやバレーダンサーなどが次々と登場するというものだ。すべてのシーンをカットなしの長回しで撮影したこのCMは大評判になり、製品の売り上げはわずか2週間で1600台を突破するほどの効果をもたらした。

しかしこのCM、SMAPが2009年に出演したソフトバンクのCMにそっくりだ。規模はSMAPのCMの方が大きいが、黒いタキシード姿の5人が階段を下りると、さまざまな衣装を身にまとった人々が次から次へと彼らの前に登場し、最後に企業名が大写しになるところまで実によく似ている。

レイニーは2006年に発表した「慶祝」という楽曲のMVでも、「日本の歌手のMVをパクった」と指摘された。なぜか「パクリ疑惑」につきまとわれてばかりいる彼女だが、マネージャーは「芸能人は表現して見せるのが仕事。パクリかどうかは広告会社に聞いてくれ」と話している。（翻訳・編集/本郷）