人民大学教授「中国はすでに一級国の一員、日本は二級国」―中国

Record China    2013年6月28日(金) 12時22分

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27日、中国人民大学国際関係学院のある教授が、中国はすでに一流国の仲間入りを果たしていると述べた。資料写真。

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2013年6月27日、環球時報(電子版)によると、中国人民大学国際関係学院のある教授が、中国はすでに一流国の仲間入りを果たしているとする記事を発表した。以下はその内容。

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安倍首相は今年2月末、ワシントンで行った演説で、「日本はいまだ一級国である」と述べた。この言葉を聞いて、一体今の世界で一流なのはどこの国なのかを考えた。それは日本だろうか。

近頃、ある香港メディアで「中国は二級国の中で最も優れている」という記事を見かけた。その記事では二級国家とは中国、ロシア、インド、ブラジルを指していた。

1970年代を振り返ると、日本の経済的台頭により、フランスが日本をメンバーに加えたG7を組織するに至った。現在まで、日本の大国としての地位を示すのはこのグループである。20世紀末まで、人々は米欧日を「三者鼎立」と呼んだが、それは世界経済における意義を持つにすぎない。現在ではG7はG8になり、さらにその栄光はG20に取って代わられてしまった。安倍首相は日本がいまだに一級国であると信じているようだが、聴衆は納得できないという様子を見せていた。

21世紀に入ってからは、中米欧が議論の的となっている。中国はすでに名目上は世界第2位の経済大国であり、しかも世界的に不可欠の存在になっている。ヨーロッパは基本的には統一を果たし、多くの問題を抱えるものの、分裂の可能性はほとんどない。ヨーロッパの問題を解決する唯一の方法は、徐々に一体化を進めること以外にない。そのため、統一されたヨーロッパは間違いなく世界の国家システムの第一級にある。米国は相対的に若い国で、経済、社会的な問題は多いものの、二級国家になることは決してない。総合的に考えると、現在、そして将来の世界的大国は大きく二つのレベルに分けられる。一つは米欧中、すなわち、中国はすでに一級国家になっている。そして第二レベルはその他の大国で、日本はおのずからそこに含まれることになる。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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