爆走ママ!全力で走るその意味は、「息子に腎臓を提供するため」―中国

Record China    2013年6月28日(金) 20時50分

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27日、中国・山東省で、マスコミから「爆走ママ」との称号を与えられた女性が手術室に入っていった。彼女は手術によって実の息子に腎臓を提供する。

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2013年6月27日、中国・山東省●坊市(●=さんずいに「維」)で、マスコミから「爆走ママ」との称号を与えられた女性が手術室に入っていった。彼女は手術によって実の息子に腎臓を提供する。チャイナフォトプレスの報道。

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同市在住の王伝麗(ワン・チュアンリー)さんには、2010年から尿毒症と闘病している息子がいる。親子の年齢は明らかにはされていないが、息子は見たところ未成年ではなさそうだ。現在の中国で、尿毒症を治療できる方法は2つ。人工透析か、腎臓移植である。無論、成功さえすれば移植のほうが望ましい。

王さん夫妻はまだ先の人生が長い息子のために、自身の臓器を提供することを望んだ。結果、伝麗さんのほうが適合者であることが判明したが、手術に踏み切るには彼女が過体重であり、減量は必至との診断だった。

そして、王さんは「爆走ママ」に変身するわけである。2012年5月から毎日10キロの距離をジョギングし、これを1年間続けることで、やっと手術の日を迎えることができた。この日、待ち望んだ時をついに迎えた親子はストレッチャーに乗せられ、同時に手術室へと入っていった。(翻訳・編集/愛玉)

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