中国でニセ大学100校が発覚!就職時に“学位として活用”などニーズは旺盛―米メディア

Record China    2013年7月2日(火) 12時0分

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1日、中国でニセ大学100校のリストが暴露され、そのうちの70校が首都・北京に存在していることが分かった。ニセ大学の学位は就職活動などに利用されており、正規の大学卒業者にも影響を与えている。資料写真。

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2013年6月29日、米メディア「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」によると、中国でニセ大学100校のリストが暴露され、そのうちの70校が首都・北京に存在していることが分かった。ニセ大学の学位は就職活動などに利用されており、正規の大学卒業者にも影響を与えている。7月1日付で環球時報が伝えた。

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記事は「北京経済貿易大学、北京対外貿易学院、首都財経貿易大学など、これらはいずれもニセ大学の名称であり、企業の採用担当者は注意が必要である」と指摘。これらのニセ大学はネット上にホームページを開設するなどし、学生を募集している。しかし、その多くは実在する有名大学のホームページの写真や内容を盗用したもので、ニセ大学のサイトの内容は酷似している。

こうしたニセ大学の特徴は、その名称が有名大学に似ていることにあるが、正規の大学と違って学生募集の許可を得ていないため、たとえ学生が卒業したとしても学校側はいかなる学位も授与できない。しかし、大学入試の成績が悪く、正規の大学へ進学できなかった学生たちから見ると、ニセ大学の“学位”でも十分な価値があるため、彼らの“学位取得ブーム”には何ら影響していないという(訳者注:実際には正規の大学と騙されて入学する学生も多数存在し、中国各地で事件として毎年報道されている)。

ニセ大学は大学関係者や学生の間ですでに大きな話題になっている。ニセの学位を持った学生たちが、ただでさえ厳しい就職状況に悩む学生たちにさらにプレッシャーを与えている。(翻訳・編集/HA)

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