2013年7月1日、中国外交部（外務省）の華春瑩（ホア・チュンイン）報道官は定例記者会見で、「日本は対話において発言だけにとどめるべきではなく、歴史を直視する姿勢と、誠意ある行動で示さなければならない」と発言した。新華社通信が伝えた。

【その他の写真】

日本の安倍首相が「問題が発生したら対話するのが正しい外交姿勢で、対話に条件を設けるべきではない」との発言に対し意見を聞かれた華報道官は、「中日の関係がここまで悪化したのは、日本側が釣魚島（尖閣諸島）問題において挑発的な行為を行ったためである。問題を解決するには、その問題を作った本人の行動が重要となる。日本は過ちを認め、中国の領土の主権を侵害する一切の行動を停止しなければならない」と強調した。（翻訳・編集/内山）