青年実業家限定のエリート婚活クラブに群がる女性たち、「金と容姿の取引」との批判も―中国

Record China    2013年7月3日(水) 16時4分

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6月30日、中国実業家独身クラブが主催する女性会員入会のための面接が北京で開催され、妙齢の独身女性532人が参加した。

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2013年7月1日、京華時報によると、中国企業家独身クラブが主催する女性会員入会のための面接が6月30日に北京で開催され、妙齢の独身女性532人が参加した。

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中国企業家独身クラブの男性会員は入会費20万元(約325万円)を支払っている。面接に参加した独身女性たちは、印象、感情、心理、健康、生活の5項目の審査を受け、総合評価で高得点を獲得した女性だけが無料で同クラブの入会が認められる。

「男性の年収は70万〜80万元(約1140万〜1300万円)がいいな。100万元(約1630万円)ならもっといいけど」と話すのは1986年生まれの女性。この面接はネット上で偶然見つけたという。「実業家って成功した人でしょ。私にいい暮らしをさせてくれるはず。私にはその資格があると思うわ」と自信たっぷりだ。会場にいた多くの女性が「自分にふさわしい人生の伴侶を探すのが目的」と話す。

同クラブに入会できる女性の必須条件が面接会場に張りだされていたが、それには「年齢25〜30歳、身長は165〜172cm。4年制大学卒業以上の学歴。スタイル良く、美しく、家庭できちんと育てられ、上品な会話ができ、両親が健在であること」と書かれている。同クラブの責任者によると、北京だけで今年すでに2200人以上の女性が面接に応募しており、平均年齢は28歳で、大卒以上の学歴者が75%を占めた。2012年に同クラブに入会した青年実業家は全国で約100人。16カ月以内に会員女性と恋愛に発展した男性は86人で、うち51人が結婚している。

こうした婚活に対し、「重要なのは金銭と容姿だけ。結婚の基礎となる愛情など、どこにも存在していない」「女性は容姿を武器に自分を売り込み、男性は金で美女を選んで買っているのと同じ。人格軽視もはなはだしい」と批判する声も多い。(翻訳・編集/本郷)

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