Record China 2019年8月27日(火) 11時20分
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先進7カ国(G7)サミットに出席した米国のトランプ大統領が韓国の文在寅大統領を強く批判したとされる問題が中国でも伝えられ、反響を呼んでいる。資料写真。
先進7カ国(G7)サミットに出席した米国のトランプ大統領が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を強く批判したとされる問題が中国でも伝えられ、反響を呼んでいる。
新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントなどは27日、日本の報道を引用する形で「トランプ氏が文氏を2日続けて批判した。初日の夜、外交や安全保障について話し合われた際に『文在寅という人間は信用できない』などと述べ、2日目には『なぜあのような人が大統領になったのか』とも述べた」などと伝えた。新浪新聞は「現在、日韓関係は緊張状態が続いており、互いに相手国をホワイト国リストから除外した。韓国はこれに先立ち、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を宣言していた」と背景について説明している。
20カ国・地域(G20)大阪サミット後の日韓の一連の対立は、中国でも大きく報じられるなど注目が集まっている。今回の報道に、中国のネットユーザーからは「これは驚きだ」「韓国を怒らせると、今度は米国製品ボイコットが始まるかもしれないぞ」「安倍首相は本当にうまく取り入ったな。(米国は)完全に日本の側に立っているようだ」「文大統領の境遇はますます危うくなってきたな」「これで韓国は中国にすり寄ってくるのでは」といったコメントが寄せられた。
トランプ大統領については、「正直な大統領。うそをつかないところは好き」という声がある一方で、「『なぜあのような人が大統領に』。トランプ氏がこれを言うとはね」「五十歩百歩」「一体誰が信用できないのか、世界中が分かってるけどね」といった批判的な声も寄せられている。
さらに、トランプ氏の“日本寄り”の発言は日米貿易交渉が基本合意に達したことが背景にあるとの見方もあり、「日本が農産品を買った金が効果を発揮したな。さあ、韓国はどうする」「韓国はさらに金を積まないといけなくなったな」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)
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