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2007年4月19日、中国外交部は101名の中国人不法移民が、コロンビア警察に逮捕された事実を認めた。逮捕者のうち中国出身が明らかになった者に対し、政府は身柄引き渡しを求める方針だ。
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2007年4月19日午後、中国外交部による定例記者会見の席上、劉建超(リュウ・ジェンチャオ)スポークスマンは記者の質問に答えて、101名の中国人不法移民がコロンビア警察に逮捕された事実を認めた。
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「コロンビア警察が101名の中国人不法移民を逮捕したことについて、どのように考えますか?逮捕者の身柄引き渡し請求をすでにしていますか?」との記者の問いに、劉氏は「中国政府はその事実をすでに把握しており、現在関係各方面に確認中である。」と答えた。
そのうえで劉氏は「不法移民が生まれる背景には、経済・社会・政治・国際などの複雑で深刻な問題が存在する。中国政府はいかなる形式の不法移民に対しても、これを許さず厳しく取り締まる。そのためには世界各国政府との協力関係を続けていく。今回逮捕された101名の中国人のうち、中国国籍が明らかになった者に対しては、積極的に身柄引き渡しを求める方針。」と述べた。(翻訳/編集本郷智子)
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