<ありえない話>線路飛込みで九死に一生!自力でホームに―北京市地下鉄

Record China    2013年7月6日(土) 1時50分

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4日、北京市の地下鉄1号線の「国貿」駅で女性がホームから線路に飛び込む事故が発生した。急ブレーキが間に合わず、車両は女性の上を通過したが、飛び込んだ女性は自力でホームに這い上がって来たという。写真は線路に飛び込んだ女性。

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2013年7月4日、「列車は女性の上を通過したけど、女性は車両の間から這って出てきたんだ」と事件の一部始終を目撃した人は言う。同日午後4時8分、北京市の地下鉄1号線の「国貿」駅で女性がホームから線路に飛び込む事故が発生した。運転手は急ブレーキをかけたものの、減速は間に合わず、車両は女性が飛び込んだ場所を通過した。しかし、程なくすると、飛び込んだ女性は自力でホームに這い上がって来たという。集まっていた人々は皆、信じられない様子だった。北京地下鉄の広報担当者は「1号線のホームドアを早く設置し、今回のような事故の発生防止に取り組みたい」と述べた。京華時報が伝えた。

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「電車が近づくと、女性は突然飛び降りた」と、同じホームで待っていた李さんはその時の様子を振り返る。女性が線路に飛び込んだことに、多くの人がびっくりしていると、急ブレーキの音が鳴り響いた。列車は3両分ほど女性の上を過ぎてからようやく停まったという。

李さんが携帯電話で撮影した動画を見ると、「国貿」駅のホームでは多くの乗客が電車を待っていた。電車が緊急停止すると、2人の駅員がすぐさま現場に駆けつけ、車両の隙間いる女性を見つけると、「勝手に動かないで、感電するから」と声を張り上げて呼びかけた。女性は極端な興奮状態にあり、「あり得ない!あり得ない」とわめき散らしながら、駅員の注意を無視して、自力で這ってホームに登った。「なんという強運の持ち主なんだ」「奇跡だ」と人々は口々に話していた。

その後、駅員と警察が女性を保護したが、女性は終始抵抗し、騒いでいたという。

同日午後6時、駅員は「今回の事故で一部の列車に遅れが出たものの、大きな混乱はない」と説明した。

北京地下鉄運営会社の広報担当者は、乗客に定められている「乗車ルール」を守って安全に地下鉄を利用するよう促し、「命を大切にし、極端な行動に走ってはいけない」と呼びかけた。また、「1号線のホームドアの設置をできるだけ早く進め、同様の事故の発生を防止していきたい」と話している。(翻訳・編集/XC)

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