Record China 2013年7月7日(日) 20時10分
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4日、中国の人気イケメン小説家・郭敬明の初監督映画「小時代」の主題歌が、日本の一青窈の「かざぐるま」にそっくりだとネットユーザーの間で大騒ぎになっているという。写真は「小時代」のスチール。
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2013年7月4日、中国の人気イケメン小説家・郭敬明(グオ・ジンミン)の初監督映画「小時代」の主題歌に盗作疑惑が浮上しているという。華西都市報(電子版)が伝えた。
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アイドル顔負けのルックスで中国の10代の若い女性に圧倒的な人気を誇る郭敬明。彼が初めてメガホンを取った映画「小時代」は順調に興行収入を伸ばし、2日現在ですでに3億元(約50億円)を突破。今年の国産映画の興行収入ランキングで暫定5位と好調だ。
そんななか、急浮上したのは映画の主題歌の盗作疑惑である。中国の人気歌手・郁可唯(イーサ・ユー)が歌う主題歌「時間煮雨」と、日本で05年に発売された一青窈の「かざぐるま」のメロディが「ほとんど一致」しているというのだ。同紙記者が映画の広報担当者に電話取材したところ、「著作権を含む映画音楽に関することはすべて天娯傳媒(EE―Media)が管理しており、郭敬明は事情を把握していない」との回答だった。
実際に「時間煮雨」と「かざぐるま」の2曲を同紙記者が聞き比べたところ、メロディは「ほぼ同じ」だと感じた。「時間煮雨」は郭敬明の作詞、劉大江(リウ・ダージアン)の作曲によるものだが、インターネット上では作曲者が「かざぐるま」の作曲者・武部聡志になっているという。だが「時間煮雨」のMV(ミュージックビデオ)には、「作曲者・劉大江」と記されている。
今回のパクリ疑惑では「作詞者の郭敬明は無関係」との声も多いが、郭敬明自身は03年に女流作家から「盗作された」として著作権の侵害で訴えられた過去を持つ。その裁判では郭敬明と出版社に賠償金20万元(約328万円)、郭敬明に対し慰謝料1万元(約16万4100円)、出版社と書店、北京図書大厦に対し小説の出版差し止めと販売停止を命ずる判決が下されている。(翻訳・編集/本郷)
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