Record China 2019年9月1日(日) 14時10分
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内モンゴル自治区西部にある酒泉衛星発射センターで8月31日、固体燃料ロケットの「快舟1号甲」の打ち上げが実施された。搭載していた衛星2基が軌道に投入されるなど、打ち上げは成功した(写真)。
内モンゴル自治区西部にある酒泉衛星発射センターで2019年8月31日、固体燃料ロケットの「快舟1号甲」の打ち上げが実施された。搭載していた衛星2基が軌道に投入されるなど、打ち上げは成功した。中国の科学技術情報サイトの快科技などが同日付で報じた。
「快舟1号」は4段式衛星打ち上げロケットで、全長は20メートルで最大直径は1.4メートル。1~3段目は固体燃料ロケット、4段目は液体燃料ロケットを用いている。
初打ち上げは13年で、14年、17年、18年にも打ち上げられた。17年の3回目の打ち上げからは「快舟1号甲」と呼ばれる改良型が用いられている。このたびの打ち上げでも、「快舟1号甲」が使われた。「快舟1号」シリーズは過去5回の打ち上げにいずれも成功。1回の打ち上げで衛星2基を軌道に投入したのは17年と今回の2回だ。
このたびの打ち上げでは、微重力技術衛星実験と瀟湘1号07衛星の2基に投入された。瀟湘1号は商業目的の宇宙開発を手掛ける企業の天儀研究院が開発した、化学実験を行う目的の小型衛星。
なお、酒泉衛星発射センターは最寄りの都市である甘粛省酒泉にちなんで命名されたが、所在地は内モンゴル自治区西端のアルシャー地区内。(翻訳・編集/如月隼人)
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