Record China 2013年7月10日(水) 13時22分
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9日、環球時報は記事「李敖の息子・李戡、台湾人の民度が高いのは日本植民地統治の影響」を掲載した。伝統文化を保持していたがゆえに台湾人の民度は高いという議論を間違いだと切って捨てている。資料写真。
2013年7月9日、環球時報は記事「李敖の息子・李戡、台湾人の民度が高いのは日本植民地統治の影響」を掲載した。
台湾を代表するコラムニスト、作家の李敖(リー・アオ)氏。その息子の李戡(リー・カン)氏は3年前、北京大学に入学した。その李戡氏が環球時報のインタビューに答えている。
環球時報:あなたの“中華”に対する感情はどこから来たものですか?中国本土に来てから変わりましたか?
李戡:小さい頃から父に私たちは中国人だと教わってきました。たしかに台湾では我が家のような人は多くありません。中国本土に来てから確かに本土の民度は悪いと感じました。いさかいが多いし、言葉遣いは無礼でケンカのようです。ただそれでも祖国に対するアイデンティティーに変わりはありません。身の回りで起きた不愉快な出来事を理由に国家への愛を変えるべきではありません。この国には確かに多くの問題がある。ただしやるべきは改善であって、日々ののしったり恨んだりすることではありません。
環球時報:マイクロブログにおける“公共知識人”(ネットのオピニオンリーダー)たちの口ゲンカを見ておられますか?
李戡:そうしたののしり合いには興味がありませんし、時事問題の議論に加わることもありません。一部の“公共知識人”はなにかというと「(民度が高い、本当の)中国は台湾にある」と言い立てますが、本当につまらない話です。台湾のことをまったく分かっていないのです。台湾人の民度が高いのは中国の伝統文化を保っているからだと“公共知識人”は思っているようですが、実際には日本植民地統治の影響なのです。また彼らは台湾の政治が素晴らしいと思っているようですが、台湾の一般市民に聞いてみればそんなふうに思っている人はいくらもいないでしょう。(翻訳・編集/KT)
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