Record China 2019年9月3日(火) 17時50分
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3日、中国青年報は、日本男子バスケットボール代表がアジアのバスケットボール界をかき乱すとする記事を掲載した。
2019年9月3日、中国青年報は、日本男子バスケットボール代表がアジアのバスケットボール界をかき乱すとする記事を掲載した。
記事は、バスケットボール男子ワールドカップの初戦で日本がトルコに67-86で敗戦したことを紹介。「試合全体を通してトルコに圧倒され、大会前に『歴史を変える』と豪語した実力を発揮できないまま終わった」とし、「礼儀正しい日本の選手が試合後のミックスゾーンで待ち構える記者を無視して帰ったことが、事態の異常さを物語っていた」と伝えた。
その上で、「日本が完敗した理由は八村塁の体調不良にあった」と分析。「21歳の八村は日本バスケ史上前例をみない天才選手である」とし、日本の記者からは「八村の出現で、子どもたちの目は野球場やサッカー場からバスケットボール場に移った」との声も出ていると紹介した。
記事は、今後数年間日本の男子バスケが中国の脅威になり得るかについて、トルコ戦の結果だけではなく第2戦のチェコ戦、第3戦の米国戦、さらには順位決定戦の結果から判断する必要があるとの見方を示すとともに、その前提は「八村がいつものパフォーマンスを発揮できること」としている。
また、来年の東京五輪について、八村率いる日本男子バスケが質的な変化を遂げる契機になることが期待されており、中国代表も日本を警戒すべきだと指摘。「現状、アジアバスケ界のかき乱し役として、日本はすでに爆発する条件を備えた。ただ、八村という1人の天才だけに頼っていては、中国のアジアの盟主としての地位を揺るがすことはできない。中国はユース育成に力を入れることで、はじめて長い期間、王者としての競争力を持つことができるのだ」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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