Record China 2013年7月11日(木) 11時50分
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10日、第5回米中戦略・経済対話を前に、中国の崔天凱駐米大使がCNNの単独取材に応じた。資料写真。
2013年7月10日、第5回米中戦略・経済対話を前に、中国の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐米大使がCNNの単独取材に応じた。スノーデン事件やサイバー攻撃、尖閣問題、北朝鮮の問題などについて改めて中国の立場を説明した。崔大使は駐日大使を務めたこともある。
日本との関係悪化について「尖閣問題をどう処理すべきか」「中国は戦争を引き起こそうとしているのか」と問われると、崔大使は「この問題は数十年続いており、今に始まったことではない」とし、「これまで棚上げされていた問題が突然クローズアップされた原因は日本が同島を国有化しようとしたことにあると考えている。われわれには選択権がなく、ただ反撃しただけだ」と話した。
今後の動向について「中国が日本に対して戦争を始める可能性はあるのか」と問うと、崔大使は「中国には日本と主権問題について話し合う準備があるが、日本側が尖閣問題の存在をまったく認めようとしないことに問題がある」とした。
また、「米国政府がこの問題に対して立場を明らかにしないとしていることは信用できるか」という問いかけには「そう願っている」と答え、「問題は私が米国を信頼するかどうかではなく、米国がどうあるか、どちら側に立つことを選ぶかにある」と話した。
「中国は米国が日本側に立つと見ているのか」と問われると、崔大使は「米国は中国に弁解する一方で、日本には別のことを話すこともある。今後米国がどのような立場を取るか見守っていく」と慎重な見方を示した。(翻訳・編集/岡田)
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