Record China 2019年9月4日(水) 15時20分
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中国紙・環球時報は4日、「米国のステルス戦闘機が中国周辺に密集して常駐することになる」と警戒感を示す記事を掲載した。写真はJ-20。
中国紙・環球時報は4日、「米国のステルス戦闘機が中国周辺に密集して常駐することになる」と警戒感を示す記事を掲載した。
韓国・聯合ニュースは3日、米国がインド太平洋地域での活動をにらみ、2020年から在韓米軍に配備しているF-16戦闘機をF-35A戦闘機に切り替える計画を進めていると伝えた。在韓米軍には現在60機のF-16が配備されている。これがすべてF-35Aに切り替えられ、韓国空軍が購入する40機と合わせると、韓国国内のF-35Aは100機となる見通しだ。
また、「米太平洋空軍司令部はF-35の韓国への長期配備を否定しなかった」とも伝えており、韓国軍関係者は「米軍の意図としては、在韓米軍へのF-35配備は北朝鮮に対するけん制のためだけでなく、中国などをにらんだもの」と語ったという。チャールズ・ブラウン空軍大将は、25年までに同地域における米軍と同盟国のF-35の数が220機を超えるとの見方を示した。
環球時報は、「これはつまり、現在米軍のステルス戦闘機が小編隊を組んで順番に中国周辺に配備されているモデルが完全に変化し、配備が大規模かつ常態化することを意味している」と指摘。「日本と韓国がそれぞれ147機と40機のF-35を購入したのに比べ、米軍のこれまでの東アジアへのステルス戦闘機配備の規模は大きくなかった。しかし、決して米軍のステルス機の数が少ないということではない」とし、「18年6月までに300機が生産されており、19年には130機が造られる。将来的には年間の生産量が200機に近づく見通しだ」などと伝えた。
さらに、韓国紙・朝鮮日報が「中国も最近、無人ステルス機を公開した。F-35に対抗する意図があることは明らかだ」「20年代中ごろには500機を超えるステルス戦闘機が北東アジアに密集する。220機のF-35に対し、中国は200機のJ-20ステルス戦闘機を実戦配備し始めている。ロシアのSu-57も続々と配備されている」などと報じたことを併せて紹介した。(翻訳・編集/北田)
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