夜の中国の都市には、どんなドラマがあるのだろうか?「早朝4時の北京」や「北京で、仮面をかぶって生活している2000万人」などの大きな話題となった文章、さらに、運転代行サービスの運転手と客をめぐる物語を描いた映画「DRIVING FOR YOU ALL NIGHT」などは、都市に住む人々の姿や様子を描いている。中国の深夜食堂にも、酔いが回っている人、家に帰りたくない人、悩みを抱えている人がたくさんいる。ただ、それら物語を、日本の作品「深夜食堂」を使って語るというのは適切ではない。表面的なものにこだわったり、何かをコピーしたりするというやり方よりも、都市の人々が深夜にさらけ出している本当の状態をそのまま伝えるほうがはるかに良いだろう。
この記事のコメントを見る