「五輪で旭日旗使用しないで」韓国人教授が205カ国のIOC委員らにメール

Record China    2019年9月12日(木) 16時50分

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11日、韓国・ニューシスによると、韓国広報専門家の徐敬徳誠信女子大学教授がトーマス・バッハIOC会長と205カ国・地域のIOC委員らに「東京五輪で旭日旗を使用してはならない」との趣旨のメールを送付した。写真はIOC本部。

2019年9月11日、韓国・ニューシスによると、韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授がトーマス・バッハIOC(=国際オリンピック委員会)会長と205カ国・地域のIOC委員らに「東京五輪旭日旗を使用してはならない」との趣旨のメールを送付した。

東京五輪組織委員会はこのほど、来年の五輪の会場などで旭日旗の使用を認める方針を発表していた。記事によると、徐教授はメールの内容について「旭日旗がナチスのハーケンクロイツと同じ戦犯旗であることを強調し、旭日旗の意味についての動画も添付した」「デモや政治行為を禁止した五輪憲章50条2項を挙げつつ旭日旗使用の問題点を1つ1つ指摘した」などと説明した。さらに、今後はアジアの他の国のネットユーザーらと連帯して同問題に対応していく方針も明らかにした。

また、徐教授は「もし世界の反対を押し切って東京五輪での旭日旗応援が強行されたら、旭日旗が戦犯旗であることを世界に知らせる機会にする」とも話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「徐教授を尊敬する」「彼は政府よりもいい仕事をしてくれる」「ナチス旗は禁止なのに旭日旗が許される理由が分からない」「世界に訴え、もし旭日旗が応援の道具として使われるなら韓国は五輪ボイコットを宣言しなければならない。それくらいしないと世界はこの問題の重要さに気付かない」「旭日旗を認めることは過去の歴史を反省していない証拠。侵略行為を当然と考えている証拠だ。日本は滅亡の道に進んでいるよ」など、徐教授を支持する声が多数上がっている。

一方で「反日感情をあおるのに必死だ」「他の国は黙っているのに韓国だけ騒ぐ必要があるのだろうか」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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