<大気汚染>北部住民の寿命短縮予測、中国当局が否定「根拠に乏しい」―中国紙

Record China    2013年7月13日(土) 10時20分

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13日、中国で深刻化する大気汚染問題で、中国当局は米調査機関がこのほど発表した「中国北部の汚染がひどく、南部に比べて住民の平均寿命が5年半縮まる恐れがある」との予測は否定した。写真はスモッグでかすむ北京。

2013年7月13日、中国新聞社によると、中国で深刻化する大気汚染問題で、年明け以来国土全体の4分の1がスモッグに覆われ、人口の半分近い約6億人が影響を受けていることが分かった。しかし、中国当局は米調査機関がこのほど発表した「中国北部の汚染がひどく、南部に比べて住民の平均寿命が5年半縮まる恐れがある」との予測は否定した。

中国国家発展改革委員会は11日発表した報告書で、スモッグは現在範囲の拡大、時間の長期化、汚染濃度の上昇の3つの特徴が出ていると指摘。今年上半期は経済全体が伸び悩んだものの、電力などのエネルギー消費は増加。スモッグの発生と温暖化ガス排出は密接な関係にあり、今は非常に厳しい状態だとした。

一方、米紙ニューヨーク・タイムズなどがこのほど伝えた「中国北部の汚染は南部に比べて深刻で、住民の平均寿命が5年半短縮する恐れがある」とした調査結果については「根拠に乏しい」と否定した。(翻訳・編集/AA)

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