中国100都市グルメ図鑑がネットで話題―中国

Record China    2013年7月18日(木) 14時20分

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14日、人民日報がミニブログに投稿した「100都市ご当地代表グルメ」は多くのユーザーの注目を集め、転送された。

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2013年7月14日、人民日報が「微博」(ウェイボー・ミニブログ)に投稿した「100都市ご当地代表グルメ」には、予想通り南京名物「塩水鴨(鴨の塩スープ煮)」が挙がった。この投稿は多くのユーザーの注目を集め、転送された。自分の故郷のグルメが本当にその土地の代表的な食べ物かどうかをチェックして、疑いの声を寄せたユーザーも一部にいたが、ほとんどの人は「食いしん坊万歳」精神を示し、「中国全土を歩きまわり、各地の名物料理を食べ尽くす」という人生における大きな夢を分かち合った。揚子晩報が伝えた。

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■100都市・100大ご当地グルメ

「ある都市を理解するための最も手っ取り早い方法は、現地の名物料理を試してみることだ。どの都市にも独特の『味』がある」といわれる。微博にアップされた「100都市ご当地代表グルメ」図鑑は、天津大麻花(かりんとうに似た小麦粉を揚げたお菓子)、上海蟹殻黄(パイ生地の揚げパン)、塩水鴨(鴨の塩スープ煮)など、だれもが思わず生唾を飲み込むような内容だ。江蘇省や浙江省の各都市はいずれも、蘇州の青団(草餅)、無錫の排骨(スペアリブ)、揚州の清◆蟹粉獅子頭(カニみそ肉団子、◆は火へんに屯)、寧波の氷糖甲魚(スッポンの砂糖煮)、温州の錦繍魚絲(五目魚の細切り炒め)などで、グルメ100都市にランクインした。このほか、唐山の蜂蜜麻糖、ハルビンの得莫利◆活魚、吉林の煎粉、石家荘の抓炒全魚、煙台の●子(●は火へんに悶)、洛陽の漿面条など、誰もが良く知る各地の名物料理も選ばれた。今回のランキングには、あまり注目されていない料理も意外に多かった。

■「好物の料理が選に漏れた」と補充するネットユーザー

「さあ、早く見て下さい!あなたの郷里はどこですか?その料理が郷里を代表するものだと、あなたも認めますか?全ての人を納得させるのは難しいですが」――この微博のエントリーは多くの「食いしん坊」の共感を呼んだ。「淮南市公安局刑警支隊法医科」の公式微博は、「淮南の牛肉湯は、確かに淮南の食文化を代表する料理だ」とコメントした。蘇州呉江のある政府機関の公式微博は、「蘇州の青団がランクインしたのは光栄だが、これだけでは十分とは言えない。蘇州の麺も捨てがたい」とコメントした。当然のことながら、「全ての人を満足させることは難しい」ことから、このランキングに疑いの声を上げるネットユーザーも多かった。味覚は人それぞれであり、自分の故郷の代表グルメとして選ばれた料理が正解だと思わない人もいる。また、ランキングの結果に不満なネットユーザーは、自分ならこれを選ぶというさまざまなグルメの料理を挙げた。例えば、桂林の地元ネットユーザーは「桂林の代表グルメは米粉か白果●鴨だ」と主張した。また、「海口の清補涼と海南粉がランキングから漏れたなんて、信じられない」と悲しそうな口ぶりで訴える人もいた。北京のご当地グルメは「北京ダック」ではなくて、「豆汁」であるはずだ、といったコメントに対し、「豆汁ってやつは、北京市民を除く全宇宙のあらゆる生物を秒殺する。豆汁は一般人が飲めるものではないからな」などとからかいの声が返ってきた。ある食いしん坊のネットユーザーは、「漿面条が洛陽のご当地代表グルメに選ばれて、水席は漏れた。この選考結果こそ、真の食いしん坊の証だ!」と投稿した。

■グルメ版「中国の夢」を我先に語る食いしん坊たち

微博には、100種類のご当地代表グルメが、美しい画像でネットユーザーの前に登場した。ネットユーザーから寄せられたコメントは3000件を超え、1万回以上転送され、各グルメの話題に花が咲いた。多くのネットユーザーは、「真夜中にこれを見て、よだれが止まらず枕が汚れた」と口を揃え、「県城(県政府所在地)単位で中国全土の特色ある料理をラインナップすれば最高だ!ネット上で旅に出れば、行く先々でさまざまな美味しい料理を堪能することができる」と提案する人もいた。

このようにして、多くのネットユーザーに、「中国全土を歩きまわり、各地の名物料理を食べ尽くす」という「中国の夢」が生まれた。ある人は、「一通り見終わって、自分が訪れたことのない土地が非常に多く、食べたことのない各地の名物料理もたくさんあることが分かった」と語り、また別の人は「全国を食べ歩くという夢を、自分は半分以上達した」とうれしそうに報告した。「いつか愛する人と1年に2回、各地への食べ歩きの旅を始める。50年で全国を食べ尽くすことができる」とロマンチックな夢を皆に発表する人もいた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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