拡大
2007年4月20日、湖北省宜昌市にある葛洲ダム中華チョウザメ研究所で、22日に揚子江へ放流する予定のサメにマイクロチップを埋めこむ作業が行われた。
(1 / 3 枚)
2007年4月20日、湖北省宜昌市にある葛洲ダム中華チョウザメ研究所で、22日に揚子江へ放流する予定のサメにマイクロチップを埋めこむ作業が行われた。
【その他の写真】
放流予定の中華チョウザメは人工孵化で育てたおよそ6万匹。PITタグとよばれるマイクロチップには出生時期と場所、体重や体長などのID情報が記録されており、体内に埋められた後100年間破損することはないという。個体情報は「PIT無線リーダー」と呼ばれる読み取り器を近づけるだけで確認でき、長期的に追跡や保護ができるとのことだ。***
中華チョウザメの産卵場所はもともと揚子江上流域だったが、中流に作られた葛洲ダムが回遊ルートを遮断し、天然のチョウザメの激減を招いた。そこで同地に研究所を設立し、人工繁殖の後、放流を繰り返している。(翻訳編集・WF)
ピックアップ
この記事のコメントを見る