元中国人実習生の解雇無効、賠償金支払い=日本企業が妊娠理由に帰国強制―中国メディア

Record China    2013年7月18日(木) 16時50分

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17日、日本メディアによると、中国人の女性実習生が富山県富山市の食品加工会社と受け入れ団体に対し、解雇無効と損害賠償を求めていた裁判で、富山地方裁判所は解雇の無効を認め、賠償金などの支払いを命じた。写真は東京・新橋。

2013年7月17日、日本メディアによると、中国人の女性実習生が富山県富山市の食品加工会社と受け入れ団体に対し、解雇無効と損害賠償を求めていた裁判で、富山地方裁判所は解雇の無効を認め、同社と同団体に賠償金などの支払いを命じた。新華社通信が伝えた。

22歳の中国人女性、紀莎莎(ジー・シャーシャー)さんは2010年12月に来日し、富山市の食品加工会社で実習生として働いていた。日本人男性と交際していた2011年6月に妊娠が発覚。

妊娠を知った受け入れ団体は紀さんに帰国を要求し、安静が必要な時期にもかかわらず彼女を無理やり空港に連れて行った。これにより紀さんは翌日に流産してしまい、会社からも解雇されたという。

その後、紀さんは働いていた会社と受け入れ団体に、賠償金630万円などの支払いを求める訴えを起こした。富山地方裁判所は判決で、食品加工会社と受け入れ団体に賠償金363万円と未払いの賃金の支払いを命じた。(翻訳・編集/内山)

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