Record China 2007年4月22日(日) 9時35分
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2007年4月、春を迎え、四川省成都市三聖郷では真っ赤なバラが咲き誇っている。しかし豊作のため、バラ市場は暴落。値段はなんとピーク時の100分の1まで急落した。
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2007年4月、春を迎え、四川省成都市三聖郷のバラ園では、真っ赤なバラが咲き誇り、訪れたものの目を楽しませている。
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今年のバラは出来がよく豊作と言われているが、それとうらはらにバラ園の農民たちはうかない顔だ。豊作のためバラ市場は値が急落。ピーク時のわずか100分の1、10本で1元(約15円)にまで暴落した。三聖郷の農民の張(チャン)さんは毎日市内まで花を売りに行く。ある若者など今のバラの値段を聞いて、大喜び。100本まとめ買いしたという。100本の花束でもわずか10元(約150円)にしかならない。バレンタインデーならば、同じ本数で1000元(約1万5000円)の値がついたという。しかしこの値段ですらほとんど売れず、更に値下げすることすらあるという。***
中国ではクリスマス・正月・旧正月・バレンタインデーなどの祭日にバラを贈る習慣が定着した。これらの祭日は冬から初春に集中しているが、この時期、四川省は気温が低く、バラは育てられない。そのためもっとも値が高い時期の市場は、雲南省・広東省にゆずってしまっている。また現在白バラ・黒バラ・黄バラといった品種に人気が集まっているが、三聖郷で育てている品種はオーソドックスな赤いバラがほとんどで、売り上げ低迷の一因となっている。(翻訳/編集・KT)
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