Record China 2013年7月19日(金) 23時0分
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19日、シンガポール華字紙・聯合早報は、尖閣諸島や南シナ海の領有権問題で、「日本とフィリピンが中国に反旗を翻したことで、米中関係が複雑になる」と指摘した。資料写真。
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2013年7月19日、シンガポール華字紙・聯合早報は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)や南シナ海の領有権問題で、「日本とフィリピンが中国に反旗を翻したことで、米中関係が複雑になる」と指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。
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中国の官製メディアはこのほど、日本とフィリピンを「虎の威を借るキツネだ」と一斉に非難。特にフィリピンに対しては「(米国に)媚を売って無茶をしている」と痛烈に批判した。安倍晋三首相が尖閣諸島を管轄する沖縄県石垣市の石垣海上保安部を視察したり、フィリピンが南シナ海問題で「中国との対話は無理」として、国際裁判所に仲裁を求めたことを伝えた。
これに対し、中国人民大学国際関係学院の金[火山]栄(ジン・ツァンロン)教授は「両国の強硬姿勢の背景には地域情勢の新たな変化がある。フィリピンは南シナ海問題での国連提訴に新たな進展がみられ、日本は参院選を前に安倍政権の右傾化が顕著になっている。両国と中国の関係悪化に米国も巻き込まれざるを得ない。米中関係にとっても試金石になるだろう」と指摘している。(翻訳・編集/AA)
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