2013年7月19日、BBC中国語版は記事「東シナ海のガス田建設で日中が新たな論戦」を掲載した。

ロイターによると、中国海洋石油など中国企業が東シナ海で新たに7つのガス田開発を予定している。うち2つは日中中間線付近のものだという。18日、菅義偉官房長官は中国側に確認中で、「境界が画定していない海域を『平和、協力、友好の海』にすると日中間で一致している。仮に一方的に開発を進めるのであればわが国としては認められない」とコメントした。

19日、中国外交部は計画については把握していないとの談話を発表。その上で中国のガス田開発は管轄海域でのもので非難されるいわれはないと主張した。また、中国紙・環球時報は日中中間線は日本の一方的な主張で中国は認めていないとの研究者のコメントを掲載。ガス田をめぐって日中の新たな論戦が繰り広げられている。（翻訳・編集/KT）