ハンガリーは中国が中東欧で「16+1協力」を実行し、「一帯一路」(the Belt and Road)建設を推進するための重要なパートナーだ。今回の受注には、幹線電気機関車と入換機関車の2種類が含まれ、いずれも中車とオーストリア連邦鉄道が共同開発したものだ。うち幹線電力機関車は電線のないエリアで自身の補助動力(リチウム電池)を使い短時間けん引する「スーパー最後の1マイル」機能を持つ。駅構内、港湾、貨物場などの電気のない場所で入換機関車になることができる。小型内燃入換機関車の配備及び人員の追加を減らし、鉄道交通輸送の経済性を高めるのに役立つ。ハイブリッド入換機関車は「パンタグラフ+リチウム電池」というハイブリッドモデルを採用。従来の内燃入換機関車と比べると、無汚染・低騒音・高効率という際立ったメリットがある。
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