2013年7月20日、中国新聞網は、「環境問題の改善には経済成長モデルのシフトが必要不可欠」と題し、中国の著名経済学者・呉敬[王連]（ウー・ジンリエン）氏の発言を掲載した。以下はその概要。

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「環境問題を改善し、持続可能な発展を実現させるため中国にとって最も大切なことは、資源の大量投入による経済モデルを改めることだ」。20日、貴州省貴陽市で開催されたエコ文明貴陽国際フォーラム2013の開幕式において、経済学者の呉氏が中国の経済発展と環境について語った。

現在中国は土壌、水、空気といった生活の基礎において環境の汚染が進んでいる。その原因は経済成長モデルの限界にある。このままでは資源は枯渇し、環境問題が解決されることはない。中国は現在、全世界におけるエネルギーの21．3パーセントを消費しているが、全世界で占めるGNPは11．6パーセントに過ぎない。過剰消費型の経済を改め、技術と効率による発展を目指すべきだ。GDP至上主義や環境問題を後回しにする発展至上主義的な考えは、社会に深く根づいている。だが、より先進的かつ長期的視点で思想武装すれば、持続可能な成長をしていくことができるだろう。（翻訳・編集/YM）