中国で“封殺”されたレイニー・ヤン、ついに初ソロ公演開催―上海市

Record China    2013年7月22日(月) 12時10分

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21日、台湾の歌手レイニー・ヤンが、デビュー13年目にして初めて中国でソロコンサートを開催した。

2013年7月21日、台湾の歌手レイニー・ヤン(楊丞琳)が、デビュー13年目にして初めて中国でソロコンサートを開催した。聯合報が伝えた。

今年2月にスタートした最新ツアー「“為愛啓丞”世界演唱会」は21日、上海大舞台で1万人の観客を集めたステージを開催した。レイニーは過去、日中戦争の続いた期間に関して「たった8年?」と“失言”したことで、中国本土では完全封殺の対象となってしまっていた。テレビ界からの締め出しは7年あまり続いたが、この失言騒動を乗り越えて、このほど初めてコンサート開催にこぎ着けた。

公演最後の曲「匿名的好友」を歌い終え、急に緊張の糸が切れたように泣き出す場面もあり、観客を驚かせた。実は2日前の18日、父親が心筋梗塞のために他界したことを舞台上で明かしている。両親はレイニーが13歳の時に離婚し、レイニーは若くして芸能界デビューすることで家族を経済的に支え続けてきた。両親の離婚後も家族に黙って父親と連絡を取り合っていたが、これを隠していたのは、母親が知ると悲しむから。「私にとっての“匿名的好友(匿名の親友)”は、まさにパパだった」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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