フライメディア 2019年9月21日(土) 0時20分
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日本と違い9月に新学期が始まる台湾では、この時期学生で混み合う店がある。それは「文具店」だ。台湾では文具を中心にお菓子などの食品、日用雑貨、パソコン周辺グッズなど、学生のライフスタイルを支える店が学生街や主要都市に必ずといっていいほど存在する。
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中秋の名月も過ぎすっかり秋らしくなってきた台湾。日本と違い9月に新学期が始まる台湾では、8月からこの時期にかけて学生で混み合う店がある。それは何の店かというと、学生を経験した人なら誰もが分かるであろう、すなわちほぼ全ての人達が1度は通ったであろう「文具店」だ。今の日本では文房具を購入するとなると大型の商業施設の一角にある文具コーナーに立ち寄る人が多いのではないか。
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こちら台湾では文具を中心にお菓子などの食品、日用雑貨、パソコン周辺グッズなど、学生のライフスタイルを支える店が学生街や主要都市に必ずといっていいほど存在する。「生活百貨」のような括りで地域に密着した店舗が非常に多い。どれも3、4階ほどの規模で気軽に立ち寄れるような大きさの店舗だ。今回は観光客にも立ち寄りやすい台北の「中山駅」にある店舗をご紹介しよう。
魅力のひとつは値段設定。ほとんどのチェーン店が格安の値段で文房具を扱う。もうひとつの魅力は品揃えの良さだ。壁一面にずらりと並べられたシールの数々。見ているだけでも面白い。学生の必需品であるペンやボールペン以外にも、日本人女子にも人気のマスキングテープやシールなど、とにかく品揃えが豊富で値段も格安。100円以内で買えてしまうものも沢山あるのでちょっとした爆買い気分が楽しめる。台湾の観光地やレトロ系雑貨のシールはバラマキ土産にもってこいだ。
台湾各地のポストカードもここでは1枚50円以内!観光地で買うより確実に安いと言える。シールやカードなどは日本のメーカーとライセンス契約しているものもあり、デザインは日本と全く同じだが添えられた文字が中国語だったり、日本の価格より圧倒的に安く手に入れられることもある。1年分のグリーディングカードをここで買い占めるというツワモノ日本人観光客もいるのだとか。
更に嬉しいのが日本で有名なキャラクターのグッズが安く手に入れられるということ。以前はコピー商品が非常に多かったが昨今はきちんとライセンス契約しているものが増えてきた。ちなみに「8折」とは20%引きという意味。更に割引までされているので嬉しい限りだ。(とはいえ未だコピー商品もあるので購入時には表示のチェックがオススメ)
昔見たようなデザインの商品がいまだに並べられているのも日本人には嬉しいのではないだろうか。しかも朱肉がここまでサイズ豊富に並べられているのは日本なら大型店舗のみであろう。台湾のこの手の店はひとつひとつのアイテムの種類が非常に多いのも魅力だ。
パソコン周辺グッズや音楽機器の取り扱いもあり、種類が非常に豊富。日本でも台湾メーカーをよく見かけるようになった昨今。品質もきちんとしている物が多いので台湾で購入するのもひとつの手である。もちろん値段は日本よりも安い。
また、ラケットのような謎グッズがたくさん並んでいる。これは蚊の多い台湾生活には欠かせない蚊撃退グッズなのだ。電流が流れるラケットを壁に止まった蚊に当てることで「バチッ」と一発で殺すことができる。
最上階は大抵生活用品売り場になっている。ぜひ上のフロアまで足を運んで台湾人の日常を除いてみてほしい。日本では見られないようなアイデアグッズが数多くならんでおり、また間違え日本語の商品なども多いので見ていて飽きない筈だ。
観光客が多い中山駅の店舗ではパイナップルケーキも多く取り扱っており、有名店の茶葉やティーパックまで豊富な品揃え!あらゆる台湾土産がこの1店舗で買えてしまい、更に格安という、こんなに魅力が詰まった店に行かないわけにはいかないであろう。1日じゅういても飽きないくらいなので、ぜひ時間に余裕を持って立ち寄っていただきたい。1つの店でいろいろな物が購入できるので買い物時間の短縮という面でも非常に役に立つ店である。店舗情報は以下の通り。「金興發生活百貨」南西店(台北市南京西路5-1号)(提供/フライメディア)
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