年俸100万元で募集するデザイナーは「ハゲ優先」!?

人民網日本語版    2019年9月19日(木) 18時40分

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浙江省杭州市で服飾関係のビジネスをしている方源さんは、15日の6時前には、クリエイティブな才能を発揮する場所として淘宝(タオバオ)が仕掛けるイベント「淘宝造物節」会場に到着していた。

浙江省杭州市で服飾関係のビジネスをしている方源さんは、15日の6時前には、クリエイティブな才能を発揮する場所として淘宝(タオバオ)が仕掛けるイベント「淘宝造物節」会場に到着していた。彼に「同行」したのは、漫画キャラクターの「ワンパンマン」と2台のスーパーカー。彼はイベントに便乗する形で、優秀なデザイナー1人を募集したいと考えた。なんとその年俸は100万元(約1528万円)だという。

ところが、求人チラシをデザインした担当者は、募集条件に「ハゲ優先」と書き加えるイタズラを決行。なぜなら方源さんは、今人気のハゲのスーパーヒーローであるアニメキャラ「ワンパンマン」のコアなファンだったからだ。社員の李さんによると、この自分よりも数歳だけ年上の「80後(1980年代生まれ)」である社長の方源さんは、暇さえあれば社員たちに「ワンパンマン」を読むように勧めるのだという。

「ワンパンマン」好きが高じた方源さんは先ごろ、アリババ・オリジナルデザイン・プロテクション・プラットフォームを通じて、同キャラクターの使用権を手に入れ、服のデザインに使用できるようになった。権利を手に入れたことで、今年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)に「ワンパンマン」をテーマにしたパーカーを販売したいと考えている方源さんだが、ダブル11まで2カ月を切っているにも関わらず、若者や流行トレンドに敏感なデザイナーを雇うことができず、非常に焦っているのだという。

イベント会場に求人募集のTシャツを着て現れた方源さんは、同イベントは若者のトレンドの聖地であり、凄い人がたくさんいると聞いているので、意に適ったデザイナーを見つけることができるのではないかと期待していると語っていた。(編集TG)

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