台湾・蔡英文政権で7カ国目の「断交」、陳水扁政権を抜く―中国メディア

Record China    2019年9月20日(金) 17時40分

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20日、環球時報は、南太平洋のキリバスが台湾との外交関係断絶を発表したことで、台湾の蔡英文政権下での「断交」国が7カ国になったと報じた。資料写真。

2019年9月20日、環球時報は、南太平洋のキリバスが台湾との外交関係断絶を発表したことで、台湾の蔡英文(ツァイ・インウエン)政権下での「断交」国が7カ国になったと報じた。

記事は、台湾当局が20日にキリバスとの外交関係断絶を発表したと紹介。ソロモン諸島に続き、1週間で2カ国目となる「断交」となったと伝えている。

そのうえで、キリバスについて「もともと中国本土と深いつながりがあり、いわば中国本土の科学技術飛躍をアシストする『友人』だった」とし、1997年10月には中国が現地に宇宙観測制御ステーションを設置し、神舟ロケットや各種衛星の制御の任務を行ったと紹介した。

一方で2002年に成立した親台政権が台湾と外交関係を結び、中国は同国との断交を決定、03月には観測制御設備を撤去したと説明。しかし、16年ごろより再び中国本土との接触が増え、台湾との関係が冷却化していったとした。

記事はまた「注目すべきことに、キリバスとの『断交』をもって、蔡英文政権になっての『断交』国は7カ国となり、前の民進党政権である陳水扁政権に記録した6カ国を抜いた」とも伝えている。(翻訳・編集/川尻

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