Record China 2013年7月24日(水) 0時30分
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23日、新華網は中国人観光客のマナーの悪さについて語るケニアの観光ガイドの記事を掲載し、中国人観光客に旅先でのマナー向上を訴えた。資料写真。
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2013年7月23日、新華網は中国人観光客のマナーの悪さについて語るケニアの観光ガイドの記事を掲載し、中国人観光客に旅先でのマナー向上を訴えた。
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ケニア現地の中国系旅行会社で中国人専門の観光ガイドを5年間務める25歳の男性は、「大声で話すことが中国文化の一つだとは認識している」と前置きしてこう語った。中国人観光客が野生動物を見学する際、興奮のあまり突然叫びだすことが彼の頭痛の種だ。命の危険に関わる行為なので止めるように繰り返し注意しても、彼らはその時になると忘れてしまうのだという。
「マサイマラ国立保護区のマラ川を渡っている時のこと。ある中国人観光客が野生のカバを見て奇妙な声で叫んだかと思うと、近くにあったごみを投げつけたのです。草むらに隠れていたライオンにもですよ」こうした状況を目にするたび、緊張のあまり胸がドキドキするという。彼がかつて野生動物の写真を撮ろうとして襲われ、亡くなった観光客の話をすると、旅行客らにも初めて、いくらかの恐怖心が芽生えるという。
中国人旅行客には野生保護動物に対する認識が薄いことも指摘されている。ほとんどが「どこへ行けば象牙やライオンの牙、サイの角が買えるか?」とガイドに尋ねる。しかし、これはワシントン条約にもケニアの法律にも違反するものであり、中国人観光客が象牙を購入したニュースは現地メディアに何度も取り上げられ、マイナスイメージを与えているのだ。
もちろん、きちんとマナーを守る人々もいるものの、今回の取材対象となった観光ガイドらにとって、多くの中国人観光客は「マナーが悪い」という印象が強いようだ。別のガイドは「中国人はお金を持っているし、ガイドに対しても非常に友好的です。でも、文化的な違いもあるかもしれませんが、概して教養が低いですね」と語る。前出の男性ガイドも、一部の中国人旅行客がところかまわず痰を吐く行為には理解に苦しむという。「場所をわきまえずに、ひどい時はホテルのロビーで痰を吐くのは、本当に信じられません」。
そのほか、彼らが中国人に対して抱くイメージには、写真好き、ギャンブル好き、ジュエリー好き、チップをくれない、値切り好き、大勢でにぎやかに群れるのが好き、などがあるという。(翻訳・編集/碧海)
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